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理事長所信

はじめに

第44代 理事長 唐鎌 正光

1976年の創立以来、本年度で44年目を迎える一般社団法人茨城南青年会議所は創始の頃より脈々と受け継がれているJCの精神性である修練・奉仕・友情の三信条を念頭にもった活動により、あらゆる分野で会員の能力成長へ繋げるとともに様々な時代背景の中で変化をしながら時代に合わせた運動展開を行い、地域とともに歴史を積み重ねてまいりました。
本年度は平成から新たな時代の幕開けを迎える年であり、国民にとって希望に満ちた貴重な一年でありますが、これまでも永い歴史の中で流れが大きく変わる節目の年は予告しながら度々現れては予期しない様々な変化を求めてきました。平成だけに着目しても、経済では昭和から続いた高度経済成長とバブル景気により日本は経済大国として世界に名を馳せ、バブルの崩壊とともに成長から回復の取り組みに入り、人口においては超高齢化と少子化による人口急減が日本を象徴するテーマとなり、日本に国難をもたらしております。
国難が目の前に迫っている今だからこそ、我々青年会議所が圧倒的な危機感を持ち、これまで以上に組織を有効利用した己の修練に取り組み、青年会議所が先頭に立って地域に関わる全ての人々が人財となる為の学びの機会を創出することで、地域から日本を盛り上げて新たな時代の節目を好機とします。我々は、JAYCEEが活躍するからこそ地域のバイタリティが向上し、ひいては国の繁栄と明るい豊かな社会が実現することを信じ、個の成長により生み出される組織の安定と飛躍を試みて、地域に社会を動かす青年を生み出す存在となります。

人が織成す地域活性

人口急減による国や地域の活力低下は国家第一に抱える社会問題であり、我々の地域においても緩やかではありますがここ数年の間で地域人口は減少を進め、単純に出生率を上げたとしても今すぐ解決できるものではありません。
今我々ができる地域の発展に結びつけることの一つは、単純に地域に多く人を呼び込んで放出しないことであり、地域に人を多く集めるためには人々の興味をひくためのブランディングが必要とされます。幸いにもこの地域は都心から30分圏内という交通の利便性があり、人々がこの地域を思い描く時に統一されて出てくるイメージが良い方向で作用されれば、誰もが気軽に来れる地域、または誰もが気軽に出かけていける住みやすい地域として人々の集まる環境を創造することができます。
また、本年は茨城県で国民体育大会が開催され、翌年2020年には東京オリンピックが控え、この首都圏には多くの人々が来る見込みがあり、地域のブランディングと共に上手に情報発信を行えれば様々な人々からの注目を集め、我々の目的に向けた好機とできます。そして、多くの人々がこの地域を行き交い住み暮らすことに繋げ地域のバイタリティを向上させてまいります。

現実を見極め、実力を身につける次世代育成

近年の文明発達とともに我々が受け取る情報量は一昔前の何十倍になったでしょうか。真実から捻じ曲げられた情報も多く錯綜する中、メディアリテラシー教育などという言葉も頻繁に聞くようになり、日本の戦後教育から学んできた我々世代においても自らが当たり前のように信じていることが正しいのか疑わざるをえない時代となっています。しかし、我々はJCという組織団体の中だからこそ隣にいる青年経済人との情報交換の中でリアルな情報を掴むことができ、その情報から何が必要とされるのかを考え実行する能力を持っています。
また、年々世界は加速度的に変化をし、日本の市場規模は人口減少も関係して小さくなり続けています。今後は国内だけでなく地域から直接世界への視野を広く持ち、日本人が不得意とするグローバル化を一人ひとりがしていかなければならない時代となります。次世代においては人口急減から国内の消費者が今より減る事が想像され、国内消費者が減る以上は世界との関わりが必須となりますし、国内市場を憂う意識は我々が青年経済人だからこそ感じ得る危機感でありますが、次世代を担う子どもたちにも単に語学勉強や外国交流をさせるという事以上に子どもたちが進みゆく社会情勢をどのように認識しておいてもらうかを重要視し、世界と競争する意識をもたせることに意味があります。その上で次世代が広い視野の中でどの分野で力を伸ばしていくかを決断し、自主的に学ぶ環境づくりへと繋がる経験を与えます。
一朝一夕ではできない国家百年の計と呼ばれる教育だからこそ、学校教育では変動性に追いつかない教育をJCが先頭に立ち体験させます。

新たな人財を創出する地固めの組織力向上

永きに渡り脈々と精神を受け継ぎながら運動展開を行ってきた青年会議所において、会員拡大と会員育成の為の研修は今後も我々が向上心をもって活動していくにあたり必要不可欠なものであり、組織力向上の為にはいつの時代も青年会議所が模索し続けていくべき永遠のテーマでもあります。
JCが展開する最初の運動は紛れもなく会員拡大であり、会員がいなければ様々な運動展開も行えず、JCとしての意味を成さない組織体となってしまします。JCは人財を迎え入れるところから始まり、会員はJCに入会することで地域のことや社会情勢について多くの青年経済人と語り合い、沢山の仲間ができて様々な想いを持つことで知識が備わり知恵と変えていきます。しかし、JCの会員とは送り出してくれる家族や協力してくれる会社があるからこそできることであり、そのような支えへの恩返しをするには何よりも会員がJC活動の中で自己成長を遂げていくことです。JCは様々な負荷を与えてくれるところでもあり、この負荷こそが自らを成長に繋げてくれるものであると私は思っています。JCは単年度制であり毎年新たな環境を提供してくれますが、この新たな環境へ勇気をもって飛び込み、覚悟を持ってやり遂げれば必ず自己成長へと繋げてくれる沢山の機会が待っています。また、様々な研修プログラムも存在し、それらを有効利用して会員が成長という恩返しを家族や会社にすることによって自らの会社組織が成長し、結果として地域の成長へと繋がり、会員が成長意欲を持つからこそできる会員たちの取り巻く環境の中での相乗効果のスパイラルを起こしてまいります。

個の力から地域を支える人財創造

地域を支える行政や企業も個人の集まりであり、地域においても個の想いが重なり合えば地域の考えとなり、個の成長こそ地域の成長と言えます。日本を取り巻く超高齢化社会では、年齢を理由に個人の成長を止めることで組織の成長が止まり、社会の成長が止まることに繋がっています。
これまで青年会議所は、地域を巻き込みながらも単独で活動することが多く、各企業との関わり合いは会員や関係者の会社以外無い状態です。しかし、地域にある地域経済の柱ともいえる地域企業こそ我々青年会議所とコミットし、共に地域づくりを行うことでお互いの目的の達成へと繋げられる方向へ進むことができます。また、我々青年会議所と共に運動展開に取り組むことによって企業に勤務する会社員個人の成長を見込む事ができ、個の成長から組織の成長へと繋げることで企業は衰退することなく新しい扉を開け続け、地域を支える企業成長から地域の未来は開かれます。また、日本には国民の特徴にもなってきている主権者としての意識の低さがありますが、地域のバイタリティ向上のためにはそこに住み暮らす人たち一人ひとりが地域への関心を持つことが必要であり、それこそが主権者意識そのものであります。この主権者意識を向上させるための行動こそ青年会議所に先頭を進み行く使命があり、国民市民の意識変革に繋がる行動を我々青年会議所がリードして行ってまいります。2019年度の運動から地域に住み暮らす人々が一人また一人と様々なツールを使って地域づくりに一歩を踏み出すようになり、「明るい豊かな社会の実現」と社会の成長への舵取りを全ての人財と一丸となって進めてまいります。

終わりに

私は、組織や個人に限らずそこに存在する以上は全てのものに何かしらの責任がかせられていると思っています。
我々、青年会議所においては多くの人達を巻き込むことで組織として成り立ち運動展開ができているわけであり、巻き込んだからには必ず思想である「明るい豊かな社会の実現」をさせなければならず、組織内においても会員は日頃から活動の支えをしてくれる周囲の方への恩返しに取り組み、次のJAYCEEに繋げるための努力をしなければなりません。
どうせやるならば若者らしくどんな場面においても気概を持って行動し、一度行動をしたからには責任が伴うことを忘れず、最後まで一貫してやり通すことを我々の会員全ての共通方針事項とし、青年として何事にも恐れず青年会議所というスケールメリットを活かしてどんな分野にも新進気鋭である青年の育成と活気ある地域の創造のために、自身の心を奮い立たせ青年会議所組織の運営をしてまいります。






青年会議所とは 責任とともに生き

どの分野においても 新進気鋭の青年であることで

その結果がついてくるものだと私は思う